東海自動車2016年度決算概要

 ■グループ連結 車両販売などでカバー

 東海自動車は27日、2016年度決算を発表した。グループ11社の連結決算は、売り上げに当たる営業収益が76億5500万円(前年度比1%増)、営業利益4億9200万円(同14%減)、純利益3億8千万円(同2%増)で、3年連続の増収増益だった。基幹のバス事業全体の減収を最小限に抑え、子会社の東海車両サービスの車両販売収入の増加などで利益を確保した。同日開催した定時株主総会で承認された。

 バス事業5社は自転車が搭載できる「サイクルラックバス」の導入など、さまざまな営業施策を展開した。利便性の向上や他社との差別化も図ったが、地域人口の減少、団体旅行の需要減などにより、営業収益は40億8千万円(同2%減)にとどまった。

 東海自動車単体は不動産事業などが堅調に推移し、会社創立100周年記念事業としてオリジナル商品の販売を強化したことなどにより、営業収益は21億8千万円(同1%増)だった。営業利益1億9100万円(同4%減)、純利益2億3300万円(同28%減)の増収減益だった。

 【図表】2016年度決算概要