災いを除くため大幣を振るう朝日宮司(中央)=鎌田の火牟須比神社

 伊東市鎌田の火牟須比神社(鎌田神社、朝日啓之宮司)はこのほど、庁舎(ちょうや)屋根のふき替え工事の竣工式を開いた。氏子や地域住人ら約40人が参加し、完成を祝った。

 氏子総代長の小田瑞穂さんによると、庁舎は約190年前に建設されたという。同神社境内の入り口右手にあり、約150平方メートルの広間になっている。屋根瓦と屋根の土台の老朽化のため、夏越の大祓(なごしのおおばらい)に合わせ、瓦から鋼板にふき替え、30畳の畳も張り替えた。工事費用は約350万円で、氏子353人からの寄付金約400万円でまかなった。

 神事では朝日宮司が神前に工事の終了を報告し、祝詞を読み上げ庁舎を清めた後、出席者が玉串を奉てんした。

 朝日宮司は「氏子との絆を改めて感じた。皆が神社のために一致協力してくれた」と感謝し、小田総代長は「地域の憩いの場を次代に引き継げることがうれしい」と話した。

 【写説】災いを除くため大幣を振るう朝日宮司(中央)=鎌田の火牟須比神社