モンテッソーリ教育の教材を使った「お仕事」に取り組む園児(右)=桜木町の伊東聖母幼稚園

 ■15年前本格導入 「自立」「集中力」育む 

 伊東市桜木町の私立伊東聖母幼稚園(マルシャン・ジョフロア園長)は、子どもの自発性を大切にする「モンテッソーリ教育」を行っている。このほど新記録29連勝を達成した将棋の最年少プロ棋士の藤井聡太四段(14)が幼少期に学んだ教育法としても知られる。伊豆では唯一実践する幼稚園とみられ、注目を集めそうだ。

 イタリア人女性医師マリア・モンテッソーリが20世紀初頭に確立した教育法。「日常」「感覚」「言語」「数」「文化」の5分野の発達プログラムで構成。本来、子どもが持っている成長や発達の力を重んじ、自由にさせることで、自立や集中力を育てるという。

 聖母幼稚園は、ジョフロア園長就任の15年ほど前から本格的に導入した。園長も含め教師陣全員が専門の資格を持っている。それぞれの子どもの発達段階に応じ、適した教材(教具)を提案。誤ったことへの直接的な注意はせず、自分で考え、選び、最後までやり抜く力を養うよう辛抱強くサポートしている。教材を使った子どもの取り組みは「お仕事」と呼ばれる。

 ジョフロア園長は「(モンテッソーリは)子どもの豊かな心を育む素晴らしい教育法。ぜひ多くの人に知ってほしい」と呼び掛けている。

 同園は12日午前10時から、2014年4月2日~15年4月1日生まれの子どもと保護者を対象に、入園説明会を行う。問い合わせは同園〈電0557(37)6099〉へ。

 【写説】モンテッソーリ教育の教材を使った「お仕事」に取り組む園児(右)=桜木町の伊東聖母幼稚園