「やさい工房三の原」のブランド名の夏野菜を並べる出荷者ら=玖須美元和田のいで湯っこ市場

 ■緊張も「出来に満足」

 伊東市富戸、JAあいら伊豆の「三の原野菜栽培トレーニングほ場」の本年度利用者らが14日、同JA直営のファーマーズマーケット・いで湯っこ市場(玖須美元和田)にトマトなどの夏野菜を初出荷した。出荷者自らが丁寧に店内に陳列し、やや緊張した様子で来店客の動きを目で追った。出荷は今後、野菜の生育状況を見ながら行っていくという。

 出荷したのは2年目の利用者4人と、3年目・OB3人の計7人。ナス、キュウリ、ピーマンなどを生産者名、価格、ブランド名「やさい工房三の原」が記された袋に詰め、開店時間に合わせて店内に並べた。来店客がすぐに手に取って品定めし、買い求める姿も見られた。

 ほ場利用2年目の小林裕さん(46)=八幡野=は、トマト、ズッキーニ、イタリアンナスなどを持ってきた。「(自分の作った野菜が)皆さんの食卓に上がると思うと緊張する。まだ勉強するところは多いが、出来には満足している」と初出荷の感想を語った。

 トレーニングほ場は農業の担い手育成のため、同JAが整備した。3年かけて新規農業従事者を育成する取り組みで、2013年度にスタートした。1区画の広さは約35平方メートルで、営農生活課の職員が毎週の指導日と毎月の全体集合日を中心に、利用者に野菜作りを基礎から教えている。

 【写説】「やさい工房三の原」のブランド名の夏野菜を並べる出荷者ら=玖須美元和田のいで湯っこ市場