リヤカーに載せた和田の湯を伊東港まで運ぶ関係者=竹の内

 伊東の和田の湯が江戸幕府に献上された史実に基づく「第15回海の日記念伊東温泉和田の湯江戸献上プロジェクト」(同実行チーム主催、本社後援)の湯汲(く)み式、出航式典が15日、伊東市内で開かれた。式典後、東京都中央区佃島の住吉神社に奉納する献上湯約300リットルを積んだヨット4隻が伊東港を出発した。

 2003年の「江戸開府400年」を記念して始まった取り組みで、今年で15回目を迎える。竹の内の和田湯会館前では、関係者が和田の湯をたるなどに詰めた。献上湯は16日、同神社に奉納した後、福祉施設などに配る。

 和田湯会館前で開かれた神事では、出席者約20人が祭壇に玉串をささげ、観光地伊東温泉の繁栄を祈願した。玖須美文化振興会の久保田康正会長は「玖須美の財産(である温泉)を後世に伝えることがわれわれの使命」と力を込めた。

 【写説】リヤカーに載せた和田の湯を伊東港まで運ぶ関係者=竹の内