■水源貯水量が減少

 伊東市は31日、雨が降らない日が続いて宇佐美・西平地区の水源の貯水量が減少していることを受け、節水を心掛けるよう広報メールなどを通じて市民に呼び掛けた。市水道課の担当者によると、節水の呼び掛けは「記憶にないほど久しぶり」だという。

 西平地区の水源は主に阿原田地区や峰地区の家庭が利用している。湧水を2千トンと500トンのタンクにためて滅菌処理をしてから配水している。31日の時点で、どちらのタンクも貯水量が半分程度まで減ったことから、節水の呼び掛けを行った。

 伊東消防署宇佐美出張所の雨量計のデータによると、7月1~30日で10ミリ以上のまとまった雨を観測したのは4日(66ミリ)と18日(16・5ミリ)しかない。1~30日の総雨量は86・5ミリで、前年同期に比べ3割ほど少なかった。6月も雨が少なく、総雨量は127・5ミリで前年同月の半分以下だった。

 市水道課は「西平地区以外の水源については、今のところ貯水量の目立った減少はない。西平地区水源の貯水量も雨さえ降ればすぐに回復すると思う。しばらくは節水を心掛けてほしい」と、市民に協力を求めている。