■15周年イベントなど奏功  スパは過去最多16万2000人

 伊東市が筆頭株主の第三セクター、伊東マリンタウン(同市湯川、湯沢薫社長)の第27期(2016年4月1日~17年3月31日)の決算は、売上高が7億2425万3千円(前期比1・2%増)、経常利益が4267万9千円(同35・1%増)の増収増益だった。法人税などを引いた当期純利益は2967万9千円(同67・5%増)を確保した。新設した観光トイレ「幸せの黄色いトイレ」が好評で、開業15周年記念イベント開催をはじめ、販売促進施策への取り組みなどが奏功した。施設来場者数は240万7829人(同0・5%増)だった。2日の市議会観光建設委員会協議会で報告した。

 同社はテナント・直営、スパ、マリーナ、特販−の四つを主要事業としている。テナントの買い上げ客数は延べ195万2千人(同0・3%増)、賃料収入等売上高は3億1017万1千円(同1・1%増)とともに微増で、直営飲食店の売上高は1億3045万4千円(同5%増)だった。スパは引き続き朝湯が好調を維持し、売上高は前期を3・3%上回る1億3802万9千円で、入館者数も16万2千人(同3・3%増)を記録して過去最多を更新した。

 一方、マリーナはビジター利用を増やすための団体誘致営業、退会防止の施策などを行ったものの、売上高は1億4233万円(同2・6%減)にとどまった。借入金は27期で1億1400万円を返済し、残高は1億7100万円となった。

 28期(17年4月1日~18年3月31日)は伊東だけでなく、伊豆の魅力を最大限にアピールする積極的な情報発信と来遊客の増加を目指し、経営理念である「お客さま第一」を基本姿勢として地域社会へのさらなる貢献、企業の社会的責任を重視した経営を推進していく、としている。

 【図表】2017年3月期決算