世界的指揮者パーボ・ヤルビさん

 ■バイオリニスト・村田さんから話 思わぬ激励に「驚き」

 伊東市の「文化ホール建設を願う市民の会」(遠藤一夫会長)に、世界的な音楽指揮者パーボ・ヤルビさんから激励の手紙が届いた。「新しいコンサートホールの計画を心から推薦する」との内容で、関係者を驚かせている。

 ヤルビさんはエストニア出身の指揮者で、ドイツのカンマー・フィルハーモニー管弦楽団のバイオリニスト・村田穂積さん(伊東市出身)とじっこんの関係という。自身も同フィルで長く指揮者を務め、村田さんが伊東市でアマチュアのオーケストラと共同で演奏したこと、音楽ホール建設の計画があることを村田さんから聞いたという。

 手紙は「伊東市のような小都市にクラシック音楽を楽しむ場が造られることは、人々がそこに集まり、文化交流の機会を生むために大変重要」と音楽ホールの重要性を指摘し、「欧州では小さな町にも必ずといっていいほど音楽ホールがある。音楽人口が多く、大都市圏に近い伊東市に良い音楽ホールが造られ、人々の交流の機会となるよう念願する」と結んでいる。

 同会関係者は「世界的な指揮者が伊東市の音楽ホール建設に関心を持っていただいたことに驚いている。音楽ホールができた際、カンマー・フィルが演奏をしてくれたらこんなうれしいことはない」と話した。

 同会の関係団体は、音楽ホール建設に向け、賛同者に善意を募っている。現在の基金の累計額は5263万8651円という。

 【写説】世界的指揮者パーボ・ヤルビさん