4回を被安打1に抑えた八幡野イーグルスの鈴木幹太投手=伊東市民グラウンド

 「第41回オール伊豆少年野球学童部大会」は2日目の6日、3回戦と準々決勝の12試合が行われた。2投手による完封リレーや4番打者として活躍した女子選手、炎天下に汗だくとなった審判など、初日に続き、集めた話題を紹介する。

 ■2投手が1安打完封リレー 八幡野E

 伊東市民グラウンドAで行われた3回戦第1試合で、八幡野イーグルスは2投手で被安打1、四球1の完封リレーを見せた。

 先発した鈴木幹太君は4回を投げ、許した安打は1本だった。五回から登板した高坂天彬君はいきなり3者連続三振を奪うなど、三回を完璧に抑えた。鈴木君は「インコースに良いボールが行った」、高坂君は「コースに投げ分けられた」と自己分析した。

 “リッキー”ランニング本塁打 伊東Jr.浅野主将

 伊東ジュニアの主将浅野力太=りきと=選手(6年)が大仁ノースとの3回戦で四回表、試合の流れを大きくつかむ左中間を破るランニングホームランを放ち、2点を追加した。試合は7―3で快勝した。

 浅野選手は遊撃手としても堅い守りを見せた。リッキーの愛称でナインから親しまれ、チームを引っ張っている。「打った瞬間手応えがあり、気持ち良かった」と笑顔を浮かべ「次の試合も頑張りたい」と気を引き締めた。

 ■“Vの字”カット「優勝目指す」 宇佐美・貴志君

 伊東市の宇佐美少年野球団で一塁を守る貴志俊輔君(宇佐美小6年)は本大会に向け、勝利の“Vの字”カットで試合に臨んでいる。髪形について「お父さんがバリカンで刈ってくれた。優勝を目指したい」と闘志を燃やしている。

 ■バレエ得意な4番・佐藤さん 三島Nタイガース

 三島ノースタイガースの佐藤光(ひかり)さん(6年)は、攻撃の要・4番打者を務めている女子選手だ。かどの球場で行われた3回戦では、伊東大池ジュニアと対戦し、三回に10得点を挙げる打者一巡の猛攻を見せた。自身も内野安打だったが、適時打を放った。

 佐藤選手はクラシックバレエを8年間習っており、しなやかなバッティングが定評だ。「内野安打はラッキーだった。次の試合ではもっと4番打者らしい働きをしたい」と話した。

 ■猛暑で審判 汗だくも公正

 大会2日目の6日は朝から夏空が広がり、気温が30度を超えて朝から高温注意報が出る猛暑となった。公正で円滑な試合を支える審判委員も暑さは身にこたえる。市民グラウンドBで2試合の審判委員を務めた伊東市宇佐美の会社員佐藤実さん(45)は「2試合で1万歩ぐらい走る。でも、子どもたちからエネルギーをもらえるので苦にはならない」と言って、試合途中の給水もそこそこにはつらつとした表情でグラウンドに駆け出した。

 【写説】4回を被安打1に抑えた八幡野イーグルスの鈴木幹太投手=伊東市民グラウンド

 【写説】四回表、試合の流れをつかむランニングホームランを放ち本塁を踏む浅野主将=伊東市営かどの球場

 【写説】勝利のVの字カットの貴志俊輔君=伊東市民グラウンド

 【写説】女子で4番打者として活躍した佐藤さん=伊東市営かどの球場

 【写説】試合途中の給水タイムでも公正な審判を確認し合う審判委員=伊東市民グラウンド