優勝が決まり喜ぶ土肥ビーチボーイズの選手=伊東市営かどの球場

 ■田方決戦、長岡下す

 本社主催の第41回オール伊豆少年野球学童部大会は8日、伊東市の市営かどの球場で準決勝、決勝を行い、土肥ビーチボーイズ(伊豆)が初優勝を飾った。部員約20人の全員野球で勝負強さや攻撃力を見せながら勝ち進んだ土肥は、決勝でも第22回大会以来の優勝を狙う伊豆長岡ウイングス(伊豆の国)を相手に優位に試合を展開。5―1で創部26年目にして初めての栄冠を手にした。3位はいずれも伊東の伊東ジュニアと宇佐美少年野球団だった。

 土肥は初回、1死二、三塁から4番塩沢が適時打を放って1点を先制した。追う長岡も四球などで1死満塁から、5番綱島が四球を選び押し出しの1点で同点に追い付いた。

 五回に土肥は1番山田が内野安打で出塁。さらに足を使い、相手失策を誘いながら三塁へ進んだ。続く2番加藤利の左中間適時打で勝ち越しの2点目を挙げた。

 攻撃の手を緩めない土肥は六回にも4番塩沢、6番早田らの左や中へのクリーンヒットで出塁。1死一、三塁から7番山口が中への適時打を決め1点、さらに9番鈴木太が内野ゴロを打つ間に1点を追加して3点差に引き離した。

 創部以来初優勝への執念を見せる土肥は、最終回にも5番前田が2死三塁から左への適時打を放ち“駄目押し”5点目となる1点を挙げた。

 長岡の打線は、土肥の堅い守りの前に二回以降沈黙。最終回も三者凡退に抑えられ、好機をつくることができなかった。

 土肥ビーチボーイズ・沖出浩一監督 一昨日は八幡野イーグルス、きょうは宇佐美少年野球団と伊東の強豪チームを破って勢いに乗った。初優勝を懸けた決勝に対する選手たちの気合も強かった。来年は選手数が減るが2連覇目指し頑張りたい。

 伊豆長岡ウイングス・竹村元伸監督 同じ支部のチームだったので気楽に入ったつもりだったが、気持ちの面で負けていた。決勝で敗れたが、選手たちはよく頑張ってくれた。

土肥ビーチボーイズ

1000121―5

1000000―1

伊豆長岡ウイングス

【土肥ビーチボーイズ】

打安点

(6) 山 田 420

(1) 加 藤 321

(5)  堤  410

(3) 塩 沢 422

(2) 前 田 410

(8) 早 田 410

(4) 山 口 311

(7) 鈴木涼 200

(9) 沖 出 100

 9鈴木太 201

   計  31105

【伊豆長岡ウイングス】

打安点

(2) 菊 地 300

(1) 植 村 100

(6) 金 子 100

(4) 内田唯 320

(9) 綱 嶋 201

(3) 内田兼 300

(8) 遠 藤 310

(5) 高 村 300

(7) 甲 斐 300

   計  2231

【土  肥】510770

      振球犠盗残併

【伊豆長岡】550042

 ■「全力尽くした好ゲーム」 4チームに賞状、副賞―表彰式

 表彰式では、3位までの4チームに賞状やメダルを贈った。優勝した土肥ビーチボーイズには本社の田中実社長が賞状、優勝旗、協賛の東海自動車の石原裕司常務と三島信用金庫の今泉清司熱海・伊東・下田ブロック長が優勝カップを手渡した。伊豆シャボテン公園の里吉康二営業部長は、4チームにペア招待券25組をプレゼントした。

 田中社長は「全力を尽くした良い試合だった。多くの皆さんに支えられて大会を終えることができた」と感謝した。中村敏夫大会委員長は「土肥ビーチボーイズは最後まで粘り強く戦い、三拍子そろっていた。伊豆長岡ウイングスも良いチームで実力は互角だったと思う」と選手をたたえた。

 表彰式後、優勝、準優勝チームの選手たちはダイヤモンドを行進。指導者や保護者らチーム関係者が、大きな拍手を送った。

 ■最終日の試合結果

伊豆長岡ウイングス5―1伊東ジュニア

土肥ビーチボーイズ3―1宇佐美少年野球団

土肥ビーチボーイズ5―1伊豆長岡ウイングス

 【写説】優勝が決まり喜ぶ土肥ビーチボーイズの選手=伊東市営かどの球場

 【写説】3位の表彰を受ける伊東ジュニアと宇佐美少年野球団の選手=伊東市営かどの球場