初会合で話し合う半左代表(右から3人目)ら「伊豆高原五月祭」実行委のメンバー=八幡野

 ■音楽要素加え「五月祭」

 伊東市の伊豆高原アートフェスティバルが今年5月に開催した25回目で終了したことを受け、同フェスに代わる新たな文化の祭典「伊豆高原五月祭(ごがつさい)」が計画されている。22日、五月祭を企画する同実行委員会(半左実代表)は、八幡野のバンドカフェ・コロナパークで初会合を開いた。観光イベントと一線を画した文化祭だったアートフェスのコンセプトを継承しつつ、音楽的要素を加えた独自性ある祭典にする方針などを固めた。

 初会合には長年、運営委員としてアートフェスに携わったフォトグラファー半左代表(64)をはじめメンバー7人が出席。開催期間を来年5月~31日までの1カ月間、会場を大室山、一碧湖、城ケ崎海岸を結ぶ伊豆高原エリア内に置き、全会場を無料にするといったアートフェスの概要を引き継ぐことを再確認した。このほか、メンバーが考案したロゴマークの選定、ホームページやSNSを生かしたPR強化、情報発信などについて話し合った。10月中旬に参加者募集を開始する。

 半左代表はあいさつで、既に40軒が、五月祭への参加を希望していることに触れながら「地域の文化・芸術の向上を目指し、伊豆高原の素晴らしさを全国に発信する祭典にしたい。さらに多くの参加があるように努めよう」と呼び掛けた。

 一方、アートフェスの運営委員長を四半世紀務めた画家谷川晃一さん(79)は「自分も含め主なスタッフが高齢化し、良い節目を迎えたので残念ながら幕を引くことにした。『森の中にアートの町をつくる』当初の目的を達成し、大成功を収めたと思う」と振り返り、五月祭実行委に対して「自分は直接携われないが、うまくいくことを願っている」と“後輩たち”へエールを送っている。

 【写説】初会合で話し合う半左代表(右から3人目)ら「伊豆高原五月祭」実行委のメンバー=八幡野