展示した90冊の出版本に目をやる小林さん=八幡野の城ケ崎文化資料館ギャラリー・アジサイ舎

 ■郷土研究会員 地域の遊びや方言

 伊東市八幡野、伊東郷土研究会員で市文化財保護審議委員も務める小林一之さん(76)の「執筆活動40年展」が14日まで、同所の城ケ崎文化資料館・ギャラリー・アジサイ舎で開かれている。市内南部地域の遊びや方言をはじめ、これまでに出版した郷土研究の本90冊が一堂に並ぶ。小林さんは「私の人生の集大成。作品を通して、地元のことをもっと理解してほしい」と来場を呼び掛けている。

 小林さんは「あかねずみのハナ唄」(1989年~、全130回)をはじめ、本紙で数多くの連載をしている。会場には本だけでなく、本を作るまでの過程も展示している。録音機を持って取材することから始め、記録を基に原稿を仕上げていく。A4判の用紙に印刷し、簡易製本で完成する。小林さんいわく「コピー本」という。

 展示スペースの一角には、自身も写っている同研究会82年1月の「初顔合わせ」時の写真も飾ってある。小林さんは「亡くなった方も多いが、先輩たちにぜひ、この本を見てほしいと思って置いた」と説明する。時間は午前10時~午後4時。入場無料、水曜休み。

 【写説】展示した90冊の出版本に目をやる小林さん=八幡野の城ケ崎文化資料館ギャラリー・アジサイ舎