初登板で初勝利を飾った阪神タイガースの竹安投手

 ■「アウト取るまで緊張」

 伊東市出身のプロ野球阪神の投手竹安大知(23)が、5日に甲子園球場で開かれた中日戦に初登板し初勝利を飾った。竹安は1―1の同点の七回に2番手で登板。先頭の亀沢を空振り三振に仕留め、遠藤と武山も打ち取った。直後の攻撃で打線が1点を勝ち越し、そのまま2―1で逃げ切った。

 ヒーローインタビューで竹安は「1アウト取るまでは緊張したが、1アウト取ってからは落ち着いて投げられた」と試合を振り返った。今後についての抱負を聞かれ、「来シーズンに向け、このオフが大事になる。しっかりとアピールして、ずっと1軍で投げられるように頑張る」と力強く語った。

 竹安の父建さんは、登板前日に「明日1軍に上がれると思う」と連絡を受け、急きょ車で甲子園に駆け付けた。リリーフカーから降りた竹安を見た時のことを「1軍のマウンドに立った姿を見た時は、本当に感無量だった。これまでのいろいろなことが頭に浮かんだ」と振り返った。

 投球練習の時に全く力んでなかったので、これは大丈夫と確信したという。「わずか1イニングの短い時間だったけれど、1軍で投げる姿を見られて良かった。よくここまで粘った」と喜んだ。

 竹安は伊東市立富戸小、対島中出身。富戸ジュニア、伊東リトルシニアに所属した。県立伊東商業高卒業後、プロを目指して社会人チーム熊本ゴールデンラークス入りした。2015年のプロ野球ドラフト会議で阪神から3位指名された。肘を手術したこともあり、これまで2軍で調整を続けてきた。

 【写説】初登板で初勝利を飾った阪神タイガースの竹安投手