協定書に押印する鈴木署長と稲葉理事長(右)=伊東署

 伊東署は12日、伊東温泉旅館ホテル協同組合(稲葉明久理事長、加盟約60軒)と県内初となる「警察活動に対する協力要請に関する協定」を締結した。同組合は大規模災害時、駆けつけた応援の警察部隊へ活動に必要な施設の情報提供を行う。

 警察の求めに応じ、同組合が市内の利用可能な宿泊施設や駐車場の情報を伝えることで、災害警備や治安維持といった警察活動の円滑化を図る。協定は南海トラフ地震や超大型台風などに備え、伊東署が申し入れた。

 同署で開いた締結式には稲葉理事長と磯川義幸専務が出席し、鈴木剛署長と協定書を交わした。稲葉理事長は「警察活動に専念してもらえるよう、一助になればありがたい」と語り、鈴木署長は「いつ大災害が起こるか分からない。連携を密にして備える」と感謝した。

 協定ではこの他、同署が昨年5月から取り組む高齢社会における治安対策「伊東オレンジ作戦」の広報や啓発活動への協力を取り決めた。

 【写説】協定書に押印する鈴木署長と稲葉理事長(右)=伊東署