反対決議を満場の拍手で採択する参加者=八幡野コミュニティセンター

 ■300人集まり決議採択 市、県、事業者に訴え

 伊東市八幡野地区に建設が計画されている大規模太陽光発電所「伊豆高原メガソーラーパーク発電所(仮称)」に対する大規模な反対集会「伊豆高原メガソーラー建設に反対する住民大会」(実行委員会主催)が23日、八幡野コミュニティセンターで初開催された。市南部地域の住民ら約300人が集まり、反対意見を主張し、計画の白紙撤回を求める大会決議を採択した。

 実行委には地元八幡野、赤沢両区をはじめ、建設反対を唱える住民組織、環境保護、観光関連など18団体が加盟している。実行委員長で「伊東メガソーラー建設の中止を求める会」の関川永子代表は「大規模森林伐採を伴う開発計画を白紙撤回に持ち込みたいと願う住民が一堂に会し、それぞれの立場から反対意見を表明することで、今後の一致団結を固くし事業中止に向けて行動していくことが目的」と大会趣旨を説明、「市民の声を集めて、市や県、事業者に届く大きな声にしたい」と呼び掛けた。

 各団体の代表者からは「もしも、この計画が通ったら、伊東は観光地の名を捨てるべきだ」「メガソーラー建設自体に反対しているのでなく、造る場所が問題」といった意見や指摘があった。参加した住民からは「一刻も早くわれわれの気持ちを国に訴えるべき」「専門家による危険性の調査や検証をすることが必要」などの意見も上がった。

 最後に「住民が団結して伊豆高原メガソーラー発電所の建設を中止に追い込むために、総力を尽くす」との決議が読み上げられ、満場の拍手で採択された。

 実行委は同決議を年内に市、市議会、年明けに県、県議会へ提出する考え。

 【写説】反対決議を満場の拍手で採択する参加者=伊東市八幡野コミュニティセンター