総合教育会議であいさつする小野市長=市役所

 伊東市は25日、市役所で総合教育会議を開いた。小野達也市長と高橋幸雄教育長、教育委員4人が、教育行政について意見を交わし、市教育大綱の一部改定を了承した。

 教育大綱は、教育、学術、文化に対する市の基本的な考えを定めたもので、2015年5月、同会議が策定した。「知・徳・体のバランスの取れた子どもの育成」「夢と希望を育む園・学校の基盤整備」「生涯学習の場の充実と質の向上」「社会の変化に対応した教育行政の展開・職員の人材育成」の4項目について、重点的な取り組みを示している。

 今回の改定では、目指す教育行政を「市民と行政が志を持って、対話と融和で未来を拓(ひら)く」と定めた。その上で項目ごとの取り組みについて、表現の一部を見直した。

 「園・学校の基盤整備」では「現場に即した柔軟で効率的な予算執行による施設の維持管理」を「現場のニーズに対応した良好な学校施設の整備と学習環境の充実」に改めた。「生涯学習の場の充実」では、家庭教育と社会教育に積極的に取り組む姿勢を示した。「教育行政」ではボトムアップ方式を強調した。

 小野市長は「大綱に教育に対する私の思いを盛り込んだ。課題を一つ一つ解決し、より良い教育環境をつくっていきたい」、高橋教育長は「子どもたちの未来を見据えた議論を進めていくことが大切」とそれぞれあいさつの中で述べた。会議ではこのほか、教育委員がIT教育推進、外国語指導助手(ALT)増員、幼稚園や保育園の保育室へのエアコン設置などを提言した。

 【写説】総合教育会議であいさつする小野市長=市役所