ガッツポーズで静岡DCのキャッチフレーズとロゴマークを紹介する川勝知事(前列中央)ら=静岡市内

 ■富士山力こぶで「やる気」

 伊豆地域を含む県内全域で2019年4~6月に展開される大型観光宣伝「静岡デスティネーションキャンペーン(DC)」のキャッチフレーズが「アッパレしずおか元気旅」に、ロゴマークが「ガッツポーズの富士山」に決まった。県大型観光キャンペーン推進協議会(会長・川勝平太知事)が静岡市内で会見を開いて発表した。

 キャッチフレーズとロゴマークは静岡文化芸術大デザイン学部デザイン学科の学生9人が考案した。全員で意見を交わしてキャッチフレーズを決め、それにあったロゴマークを個々にデザインした。同協議会委員らによる選考の結果、2年生の中沢有紀乃さん(19)=浜松市中区=のデザインが採用された。

 中沢さんは「静岡の元気で明るいイメージを伝えたかった。富士山をあえて左右非対称にして、動きのあるデザインにした。アッパレのパの○を太陽に見立てて日本らしさ、縁起の良さが一目で分かるよう工夫した。宝永山の力こぶで、地域のやる気などを表現した」などと制作意図を説明し「自分のデザインが何かに使われるのは初めて。すごくうれしい」と喜んだ。

 川勝知事は「まさに、あっぱれ」「実にユニークで素晴らしい」とたたえ「(キャッチフレーズとロゴマークには)若い皆さんのハートがこもっている。そのハートを形にしたい。これから一緒に頑張っていく」と決意を述べた。

 DCはJRグループ6社と地元自治体、観光関係者が連携して取り組む国内最大規模の観光キャンペーン。現在、市町や各地の観光協会、民間企業などで構成する同協議会が主体となり、地域ごとの旅行企画を練っている。伊豆地域では歴史や文化、食などをキーワードに「黒船祭」「韮山反射炉」「西海岸の郷土料理」などを活用したプランの検討が進んでいる。

 会見に出席した同協議会副会長の豊岡武士三島市長は「地域の観光資源を掘り起こして磨き上げ、情報発信することで誘客につなげていく。一過性でなく、静岡のファンを増やしてDCが終わっても訪れてもらえるようにしたい」と思いを語った。

 【写説】ガッツポーズで静岡DCのキャッチフレーズとロゴマークを紹介する川勝知事(前列中央)ら=静岡市内