伝統のたる飾りを設置する立木さん=東松原町の東海館

 伊東市東松原町の観光・文化施設東海館に28日、昔ながらの正月飾りがお目見えした。玄関を入った正面には伝統のたる飾り、玄関前には門松を設け、新年を迎える準備が整った。

 たる飾りは東海館が旅館として創業したころから毎年末、市内の造園業「植源」が手掛けている。3代目の立木泰社長(72)が4代目・秀希さん(39)と手際よく作業した。四斗だる3個を2段に並べ、ホンダワラ、コンブ、ウラジロ、キンカンなどを飾り、たるの上に鏡餅を載せて完成させた。立木社長は「先々代が東京・大森で習った作り方を受け継いでいる。ぜひ新年に訪れるお客さんが、飾りを見て幸せになってほしい」と話した。

 元日の入館は無料で、午前10時からは玄関前で来館者に酒を振る舞う。正月飾りは15日まで設置する。

 【写説】伝統のたる飾りを設置する立木さん=東松原町の東海館