風船バレーで遊ぶ学童クラブの子どもたち=池区民会館

 ■開設目指し試験運営 夏休み好評、冬は利用者倍増

 伊東市池のパート従業員竹内こずえさん(34)は「放課後児童クラブ」がない市立池小校区で保護者有志の学童クラブ「池っこクラブ」を試験的に行っている。本年度から学童クラブを開始し、冬休み期間で約20人の児童、園児が利用している。夏休み期間中にも開き、保護者からの好評を得て、利用者が倍増した。竹内さんは「子どもたちが楽しめて、母親のニーズに合った学童クラブができればいい」と力を込め話した。

 池小は全校児童が57人で市内でも小規模だが、池小独自の地域に密着した教育をさせたいと、校区外から通う子どもは少なくない。しかし、「学童クラブがないため、通わせられない」と話す保護者の声を聞き、設立を目指して活動を始めた。

 竹内さんらの活動は長期休み期間中、補助金なしで、一律の料金で行っている。子どもたちは書き初めなど学校の課題に取り組みながら、自由に遊んだり工作を楽しんだりしている。

 小学校ごとの学童クラブ「放課後児童クラブ」は市内で池小、川奈小校区以外は設置されている。どのクラブも1日当たり約40人受け入れている。「放課後児童クラブ」は年間250日以上の開設で10人以上の登録、1教室1人以上の支援員を含む2人以上で開く必要がある。

 竹内さんは「今後も利用しやすい学童クラブを目指し活動していく。活動を知ってもらい、池の人たちには池小に入ってもらいたい」と話した。

 【写説】風船バレーで遊ぶ学童クラブの子どもたち=池区民会館

 【写説】「池っこクラブ」代表の竹内こずえさん=池区民会館