年末年始観光客/観光施設入場者数

 ■民宿、寮・保養所は2桁 少人数化、施設閉鎖など要因

 伊東市は10日、2017年度年末年始観光客数(12月29日~1月3日の6日間、推定)を発表した。前年度に比べ、宿泊客数、車や電車での来遊客数を定点観測しまとめた交通流量、観光施設入場者数は、いずれも2~6%減少した。市観光課は、宿泊客減についてはファミリーやグループの少人数化、施設の閉鎖などが要因とみている。

 宿泊客数は11万600人(3%減)。旅館・ホテルは2%、ペンションは3%の減だったものの、民宿が12%、寮・保養所は10%と大幅減となった。同課は「旅館・ホテルの稼働率は95%と高く、1部屋当たりの収容可能人数以下(ファミリーやグループの少人数化)での宿泊が多かったこと、寮・保養所、民宿などの閉鎖による収容可能人数の減少が(宿泊客減の)要因ではないか」と分析する。

 交通流量は13万650人(前年度比6%減)。電車は14%、船舶は4%、自動車は3%と全て減った。同課は「日帰り客の減少が、交通流量の減につながったのでは」と推測している。

 観光施設入場者数は、前年度比2%減の18万2852人(4018人減)。屋外施設は2%、屋内施設は1%少なかった。同課は「悪天候だった大みそかを除けば、前年度比100%になる。天候の要因を除けば前年並みでは」としている。

 交通流量で自動車は真鶴道路と伊豆スカイラインの3料金所(亀石、冷川、天城高原)の通行台数、電車はJRと伊豆急線の市内全駅の降車人数(無人駅の宇佐美駅は推計)、船舶は初島航路と伊東サンライズマリーナの乗降客数などから算出した。

 【図表】年末年始観光客

 【図表】観光施設入場者数