次々とキンメダイを開く「ひもの開き日本一大会」出場者たち=松川藤の広場

 ■ひもの開き日本一大会 ショウさん(中国出身、伊豆中)総合優勝

 伊東市をはじめとする伊豆地区の特産品を格安で販売する第24回「伊東温泉めちゃくちゃ市」(実行委員会主催)が27日、同市渚町の松川藤の広場などを会場に始まった。市民や観光客が詰め掛け、買い物や「ひもの開き日本一大会」などのイベントを楽しんだ。めちゃくちゃ市は28日も開かれる。時間は午前9時~午後3時。

 会場には伊豆の市町や伊東市の姉妹都市、福島県広野町と長野県諏訪市などの約50ブースが並んだ。来場者は出店者との会話を楽しみながら、干物やミカン、菓子、野菜などを買い求めた。みしまコロッケ(三島市)、ヘダトロハンペン(沼津市戸田)、生ワサビ(伊豆市)、アユ塩焼き(同)など、近隣の名産品も人気を集めた。

 ひもの開き日本一大会には、水産加工業の関係者8人が出場し、アジ30匹、エボダイ25匹、キンメダイ20匹をさばく速さを競った。アジ30匹を5分ほどでさばく出場者の手際の良さに、見物客は目を見張った。

 熱戦の末、中国・大連市出身のショウさん(伊豆中)が総合優勝を果たした。ショウさんは「初出場で優勝できてよかった。最初はすごく緊張した」と喜びを語った。2位に高橋勇人さん(丸六水産)、3位に鄒運さん(伊豆中)が入った。部門別ではアジの部で鈴木拓馬さん(めぐみ水産)、エボダイの部で藤間義孝さん(干物屋ふじま)、キンメダイの部で吉川真臣さん(山六ひもの店)が優勝した。

 ■福島広野町から13人参加 あんこ餅配り好評

 伊東市と昨年5月に友好都市提携した福島県広野町からは、職員や直売所スタッフら13人がめちゃくちゃ市に参加した。つきたての餅をあんこに絡めたものを無料配布し、来場者を喜ばせた。

 両市町は子どもたちの音楽団体の交流をきっかけに1993年に交流をはじめた。広野町は2009年度からめちゃくちゃ市に出店している。今回も地場産の米や野菜、ジャムなどを販売し、人気を集めた。

 遠藤智町長は「東日本大震災からの復興を目指すトップランナーとして頑張っている。これまで伊東市の皆さんから多くの支援をもらった。感謝の気持ちを込めて、あんころ餅を配らせてもらった。引き続き友好関係を深めていきたい」と話した。同町は28日にもつきたて餅の振る舞いを行う。

 【写説】次々とキンメダイを開く「ひもの開き日本一大会」出場者たち=松川藤の広場

 【写説】来場者の人気を集めた広野町のつきたて餅無料配布コーナー=松川藤の広場