ボンネットを開けバッテリーなどを確認する隊員たち=富戸のオートレスキュー伊豆

 伊東消防署と東伊豆消防署は3日間、伊東市富戸で車両破壊救助訓練に取り組んだ。車の解体を通じて、交通事故現場での救助活動の迅速化と連携強化を図った。最終日の31日は11人が参加した。

 隊員は交通事故で変形した車の車内に要救助者がいる想定で行い、窓ガラスやドアの破壊、バッテリーの取り出し作業などに当たった。

 大型の工具(スプレッダー)を使いドアを壊す場面では、ベテランの隊員が「シートに機械が入らないように」などと若手の隊員に助言し、手際よくドアをこじ開けた。

 レッカー会社・オートレスキュー伊豆(安東泰弘代表)から、廃車となった軽自動車3台と敷地の提供を受けて実施した。数年に1度、救助技術向上のため、取り組んでいる。

 伊東消防署の石川利光救助隊長は「同じノウハウを共有することで救助が速くなる」と語り、安東代表は「消防の作業を間近で見学でき、われわれも勉強になった」と話した。

 【写説】ボンネットを開けバッテリーなどを確認する隊員たち=富戸のオートレスキュー伊豆