読経が流れる中、焼香をして手を合わせる堀口理事長=馬場町の東林寺

 伊東市の礎をつくった平安末期の武将・伊東祐親公の命日(15日)を前に、NPO法人伊東市文化財史蹟保存会(堀口武彦理事長)は4日、伊東家の菩提(ぼだい)寺である馬場町の東林寺で836回忌墓前供養祭を行った。会員ら約20人が参列し、祐親公をしのんだ。

 本堂で坂野道隆住職が読経する中、堀口理事長ら参列者が一人一人焼香し、手を合わせた。大原にある祐親の墓、同寺の朝日山頂上に建つ祐親の嫡男・河津三郎祐泰の墓も参拝した。

 あいさつで堀口理事長は「伊東祐親、伊東家の歴史を知らずして、伊東を語るべからずと言っても過言でない。供養祭は恩人に感謝する行事であり、今後は行政にも参加してほしい」と話した。

 供養祭には、交流のある神奈川県小田原市の曽我兄弟遺跡保存会、伊豆の国市の田中山女塚保存会、伊豆市の加藤景廉公顕彰会の関係者も参列した。

 【写説】読経が流れる中、焼香をして手を合わせる堀口理事長=馬場町の東林寺