半年以上もみずみずしさを保つスイカを指さす伊藤さん=富戸

 ■盆に供えた一つ、光沢 理由不明も「先祖の励ましかも」

 伊東市富戸の造園業伊藤勇さん(63)方の仏壇に供えたスイカが昨夏から、半年以上にわたりみずみずしさを保っている。13年間、盆に先祖供養のための仏壇飾りを続けている伊藤さんは「こんなことは初めて。ご先祖の力もあるのでは」と、“奇跡のスイカ”に驚いている。

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 伊藤さんは昨年8月3日、仏壇の前に盆棚を作りスイカ6個を供えた。一昨年、たまたま盆から11月まで新鮮さを保っていたスイカがあったことから、試しに盆が過ぎても2個を残した。

 次第に二つのスイカの差は歴然となった。一つのスイカは水分が抜けて皮がしわだらけになった。だが、もう一つは、つやつやと光沢や張りを保ち続けた。伊豆の国市・田中山産の大玉スイカで購入当時8~9キロあったという。

 伊藤さんは「どんな条件が良かったのかは分からないが、いつまでみずみずしいままか、しばらく供え続けたい」と話し、「先祖がスイカを通じて、励ましてくれているかもしれない」と笑みを浮かべた。

 【写説】半年以上もみずみずしさを保つスイカを指さす伊藤さん=伊東市富戸