代表の意見に拍手を送る住民大会出席者=市観光会館別館

 ■300人参加し決議採択 実行委―市、県に提出へ

 伊東メガソーラー建設に反対する住民大会(実行委員会主催)が7日、伊東市観光会館別館で開かれた。同市八幡野地区に計画されている大規模太陽光発電施設「伊豆高原メガソーラーパーク発電所(仮称)」の建設に反対する市民ら約300人が集まり、建設阻止に総力を尽くすことを決議した。

 実行委は、建設に反対する地元自治会や環境保護・観光関連などの17団体で組織している。昨年12月には八幡野コミュニティセンターで反対集会を開いており、運動を全市的なものにしようと今回、観光会館別館を会場に選んだ。

 大会では、各団体の代表らがそれぞれの立場で意見を述べた。実行委員長を務める「伊東メガソーラー建設の中止を求める会」の関川永子代表は「自分たちの生活環境を脅かされていいのか」と問い掛け、「いやだったら、みんなで声を上げるしかない。それが建設を阻止するための唯一の方法」と訴えた。

 渡辺周衆院議員と中田次城県議があいさつ。四宮和彦市議と杉本一彦市議が同市の太陽光発電施設の現状を説明した。

 最後に「周辺住民はこぞって建設に反対している。伊東の美しい山と海を守るため、今こそ市民が声を挙げる時。住民の意思を示し、市長を先頭に市議会、住民が団結してメガソーラー建設に反対するために総力を尽くす」という内容の決議を満場一致で採択した。実行委は後日、採択された決議を市と市議会、県、県議会に提出する。

 【写説】代表の意見に拍手を送る住民大会出席者=伊東市観光会館別館

 ■直接請求の規制条例案 3月議会で審議―議運

 伊東市議会の議会運営委員会(土屋進委員長)が7日、市役所で開かれ、13日開会の臨時会の運営について協議した。直接請求を受け、市が市長の意見書を付けて提出する大規模太陽光発電施設(メガソーラー)の設置を規制する「国際観光温泉文化都市伊東における太陽光発電設備設置事業に関する条例」案は観光建設委員会に付託した後、継続審査として20日開会の3月定例会で市が提出する規制条例案と一緒に審議することを申し合わせた。

 直接請求による議案と市がまとめた規制条例案の趣旨は同じで、臨時会の段階では比較、検討ができないため、継続審査にするという。臨時会の会期は1日間で、請求代表者の意見陳述は30分以内なども確認した。