市内の雇用環境改善のために意見を交わす出席者たち=市役所

 伊東市は8日、「市雇用環境改善会議」の初会合を市役所で開いた。市内約30事業所の代表と観光・商工関係団体代表、市幹部、県や静岡労働局の担当者ら40人が出席。官民一体となって人手不足解消や人材育成に取り組み、市内の雇用環境を改善していくことを申し合わせた。意見交換に先立ち、法政大大学院政策創造研究科の坂本光司教授が基調講演を行った。

 会議の座長を務める小野達也市長は「雇用する側と働く側のマッチングが大切。雇用環境を改善することで、地域が力を発揮できるようになるはず」と述べた。ハローワーク伊東の渡井正浩所長は「市全体が活気づき、注目され、『ぜひ伊東で働きたい』と言われる地域になってほしい」と思いを語った。

 出席者からは、「住環境など伊東で働くメリットを複合的に示してはどうか」「市の子育て支援に期待したい」「市内の企業が協力して求人情報発信や会社説明会開催などに取り組めないか」「商店の後継ぎ問題は深刻」などの意見が出た。

 市は今後、同会議を年に4回程度開催する。雇用に関する情報を共有し、共通する課題の解決に向けた取り組みを進める。

 【写説】市内の雇用環境改善のために意見を交わす出席者たち=伊東市役所