不審者の対応訓練をする前田店長(右)=中央町の新丁薬局

 伊東署は8日、伊東市中央町の新丁薬局(前田修店長)で爆発物の原料になる化学物質を購入する不審者の対応訓練を行った。前田店長ら店員4人が対応方法や着眼点を確認した。

 訓練は署員が不審者に扮(ふん)して行った。店内を一巡し、過酸化水素水を購入しようとしたところ、店員が「購入には身分証が必要」「注文して取り寄せる形になる」などと対応した。不審者が帰った後、警察に服装、体形など特徴を通報した。

 前田店長は「売る場合は身分証の確認はするが、通報まではなかなかできない。東京五輪も近いので、とても勉強になった」と話した。松村秀昭警備課長は「観光地はターゲットになりやすい。大量購入や目的がはっきりしていない場合は疑ってほしい」と呼び掛けている。

 【写説】不審者の対応訓練をする前田店長(右)=伊東市中央町の新丁薬局