はんが甲子園本戦に出場する(手前左から)田端さん、上田さん、糟谷さんと個人部門で入賞した(後列左から)杉山さん、野崎さん=伊東高城ケ崎分校

 ■12回目、個人も2人入賞

 県立伊東高城ケ崎分校美術部は「第18回全国高校版画選手権大会(はんが甲子園)」(実行委員会主催)の団体部門本戦に12回目の出場を決め、個人部門でも2人が入賞した。本戦に出場するのは2年の上田小晴さん(南中出)、田端月穂さん(対島中出)、糟谷美月さん(熱海中出)で3人一組で1作品を制作する。個人部門では3年の野崎郁美さん(宇佐美中出)が新潟日報社賞を、2年の杉山惟咲さん(対島中出)はTeNYテレビ新潟賞を受賞した。

 大会には24校199点の応募があった。初戦審査で団体部門出場校と出場者を決めた後、個人部門入賞者を選んだ。本戦は3月17~21日に新潟県佐渡市で開かれる。制作期間は3日間で、開会式後、島内を自由取材して制作に取りかかる。

 初戦の応募作品で上田さんは背景の疾走感に力を入れ、先輩が走っている写真を用いた。田端さんは「難しそうなものに挑戦したい」と考え、佐渡の海を選んで、岩や海を細かく仕上げた。糟谷さんは保育実習の写真を選び、徹夜で取り組んだという。

 上田さんと田端さんは「3日間通しでの制作なので体力と集中力を持って臨みたい。私たちにしかできない作品を作り上げたい」と意気込みを話す。

 野崎さんは鉄工所で働く人を色鮮やかに刷りだし、杉山さんは濃い色から順に色をつける陰刻を用いて制作した。野崎さんは「個人部門で1位を取れたのは良かった。3人には頑張ってほしい」、杉山さんは「選ばれるとは思っていなかったのでうれしい」と話した。

 【写説】はんが甲子園本戦に出場する(手前左から)田端さん、上田さん、糟谷さんと個人部門で入賞した(後列左から)杉山さん、野崎さん=伊東高城ケ崎分校