伊東側の出席者とあいさつを交わす中川代表(左)ら=伊東温泉旅館ホテル協同組合

 ■観光関係者と意見交換

 ベトナムで旅行会社やメディア事業を展開する日本人らが14日、伊東市を訪れて、観光関係者らと意見交換した。ベトナムからの訪日旅行客の増加が見込まれることから、同市の魅力をいち早くアピールすることが大切だと説明し、協力を呼び掛けた。

 同市を訪れたのは旅行会社「旅工房ベトナム」の中川靖之代表、メディア関連会社「ディスタンス」の阿部賢悟社長とベトナム人スタッフのフン・ティー・ゴク・ジエップさんの3人。伊東温泉旅館ホテル協同組合で市内の観光関係者ら10人と意見交換し、市役所で小野達也市長と面談した。

 観光関係者との意見交換の中で中川代表は「ベトナムには親日家が多く、この先2~3年で日本を訪れる旅行客はかなり増えると思う」と述べ「まだ日本からの売り込みは少なく、今のうちに手を打っておいたほうがいい」と強調した。阿部社長は、伊東の魅力を紹介する番組をベトナムで放映したらどうかと提案した。

 ベトナム人にアピールできる伊東の魅力について中川代表は、東京からの近さや富士山、豊富な海産物、温泉などを挙げた。その一方で、抜き出た魅力を探す必要があると強調した。阿部社長は、ベトナム人は花が大好きで、中でも桜の人気が高いことを紹介した。

 同組合の稲葉明久理事長は「ベトナムは急速に発展しており、来日する旅行客も増えることは確実だと思う。今のうちに伊東や伊豆をPRすることは大切。今後、情報発信の方法を検討していきたい」と話した。

 ベトナムの観光関係者らの伊東訪問は、同市富戸の新光重機土木の小林寿幸社長の紹介で実現した。ベトナムで新規事業を立ち上げた小林社長が、伊東の良さをベトナムの人たちにもっと知ってほしいと考え、計画した。

 【写説】伊東側の出席者とあいさつを交わす中川代表(左)ら=伊東温泉旅館ホテル協同組合