■5種全て県平均下回る

 県がまとめた2015年度の「推計対象者数」によるがん検診受診率の試算によると、伊東市は胃がん、肺がん、大腸がん、子宮頸(けい)がん、乳がんの全てで県平均を下回った。14年度と比べると全てが向上をしているものの、県平均には届いていないのが現状だ。

 伊東市の検診受診率は14年度と比べ、胃がんが4ポイント、肺がんが6・1ポイント、大腸がんが7・9ポイント、子宮頸がんが16・6ポイント、乳がんが12・8ポイントそれぞれ向上した。市健康推進課は「対象者への通知、電話での勧奨を引き続き行い、あらゆる機会を捉えてPRしていく。医師会との連携も密にして取り組んでいく」と話し、さらなる受診率のアップを図っていく。

 推計対象者数は、市町の人口から就業者数を引き、農林水産業従事者を足した数。数字は直近の国勢調査で報告された人数を用いている。受診率は「地域・保健健康増進事業報告」で報告されたがん検診の受診者数から算出した。

 【図表】「推計対象者数」によるがん検診受診率の試算(2015年度)