原作を担当した漫画「スキルブローカー」のPRチラシを手に語る倫太郎さん

 ■倫太郎さん―ニュースからアイデア、サラリーマンの復讐物語 「本誌連載目指す」

 伊東市出身の大学3年生倫太郎さん(20)=本名非公開=が原作を担当した漫画「スキルブローカー」が、集英社の少年漫画雑誌「少年ジャンプ」のウェブ版「少年ジャンプ+(プラス)」で10日から配信される。小学生時代からの夢だった漫画家デビューに倫太郎さんは「すごくうれしい。次はジャンプ本誌での連載を目指したい」と喜びを語った。

 倫太郎さんの作品は少年ジャンプ+の「春の読み切り14連弾」コーナーに掲載される。上司に裏切られたサラリーマンが特殊能力を持つ「スキルブローカー」の力を借りて復讐(ふくしゅう)を果たす物語で、全編35ページ。倫太郎さんが示したストーリーとコマ割り、ラフ画を基に、別の漫画家が作画した。

 小学1年生で「ドラゴンボール」を読んで漫画家に憧れたという倫太郎さん、高校2年生の時にジャンプスカウトキャラバン2015で優勝したことをきっかけに、本気で漫画家を目指すようになった。美術系の大学で学びながら投稿を続けた。昨年11月、現在の担当者からのアドバイスで初めて原作に挑戦し、結果を出した。

 倫太郎さんは「物語を創作する力を認めてもらえたのは、素直にうれしい。日頃からニュースに関心を持ち、そこからヒントを得て原作のアイデアを膨らませている。これからも子どもたちに喜んで読んでもらえるような、夢のあるハッピーエンドの作品を作り続けていきたい」と話した。

 少年ジャンプ+は少年ジャンプの公式アプリ。倫太郎さんの作品は無料で閲覧できる。

 【写説】原作を担当した漫画「スキルブローカー」のPRチラシを手に語る倫太郎さん