山頭火の句や詩を題材にした書作品を鑑賞する区民ら=和田湯会館

 伊東市竹の内の和田湯会館で13日、第11回「山頭火まつりと区民の郷土の歴史を知る週間」(玖須美文化振興会主催)が始まった。会期は15日までの3日間。書道展や講演会を通じて、和田湯ゆかりの俳人種田山頭火をしのび郷土の歴史を振り返る。

 書道展会場には、福田墨水書道教室代表の福田美州さんと生徒の作品が並んだ。山頭火の句や詩などを題材にした作品約60点が展示された。今回は小品を中心に写真や絵も交えたバラエティーに富んだ内容となった。福田さんは「山頭火の作品はほっとする内容のものが多い。身近に感じてほしい」と話した。

 講演会は15日午後1時から、同会館で開かれる。元玖須美区長の稲葉秀一さんが「山頭火まつりまでの道程」、市教育委員会市史編さん担当の金子浩之さんが「玖須美の名所旧跡を訪ねて」と題して語る。

 山頭火は1936年4月17~19日、同市を訪れ、和田湯近くの宿に滞在した。滞在中に「湯の町通りぬける春風」「はるばるときて伊豆の山なみ夕焼くる」など十数句を詠んだ。

 【写説】山頭火の句や詩を題材にした書作品を鑑賞する区民ら=和田湯会館