「按針と家康」を扱った大河ドラマ化に向けた署名用紙=伊東市役所

 ■NHKに制作要望

 日本の国際交易の礎を築いた英国人ウィリアム・アダムス(日本名・三浦按針)にゆかりの深い4市(伊東市、神奈川県横須賀市、大分県臼杵市、長崎県平戸市)でつくるANJINプロジェクト連絡協議会(会長=上地克明・横須賀市長)はこのほど、NHKに「三浦按針と徳川家康」を題材とした大河ドラマ制作を要望する署名活動を開始した。伊東市でも市観光課や各出張所などで募っている。

 署名用紙には、家康に重用された按針が砲術、天文学、造船術、航海術などを日本にもたらし、家康の世界観に影響を与えたとされる―と説明。按針没後400年に当たる節目の2020年に向けて、按針の魅力を日本全国、ひいては世界へと広く発信できるよう、大河ドラマ化を求める署名活動の意義を説いている。

 署名活動は20年のNHKへの要望日(日時は未定)まで行い、4市で2020年にちなんだ20万2千人分を集めることを目標にしている。市は庁舎や出張所の窓口のほか、按針祭をはじめ各種観光イベントでも署名を集める計画。また、横須賀市の公式ホームページからはオンライン署名もできる。

 市観光課担当者は「多くの方に賛同してもらい、署名してほしい。伊東にとって、とても経済効果の高い事業だと思うので、積極的に呼び掛けたい」と期待を寄せている。

 問い合わせは市観光課〈電0557(36)0111〉へ。

 【写説】「按針と家康」を扱った大河ドラマ化に向けた署名用紙=伊東市役所