経済連絡会であいさつする杉本会頭=伊東商議所

 ■「桜開花期のずれ影響」

 伊東商工会議所は26日、伊東市銀座元町の同商議所で経済連絡会を開いた。観光商工団体や企業の代表ら20人が出席し、1~3月の景況について意見を交わした。来遊客数、宿泊客数については「前年同期をやや下回った」との声が多かった。

 伊東観光協会の稲葉良司会長は来遊客減少の理由の一つに春先のJRグループの誘客キャンペーン休止を挙げた上で「それに代わる静岡デスティネーションキャンペーン(DC)のプレイベントが始まったが、まだ効果を感じるには至っていない」との見方を示した。

 伊東温泉旅館ホテル協同組合の稲葉明久理事長は「1~3月の宿泊客数は前年同期に比べ3~5%減少した。客室の稼働率は変わらないが、家族連れやグループ客が減り、2、3人での利用が増えた。河津桜やソメイヨシノの開花時期が例年とずれたことも影響した」と振り返った。

 期間中のJR伊東駅の降車客数は36万5000人(前年同期比増減なし)だった。伊豆急線の定期外利用客数は103万人(同2・4%減)、東海自動車の路線バス利用者数は43万2千人(同1・6%減)と、いずれも前年同期を下回った。

 同商議所の杉本正人会頭は「伊豆半島が世界ジオパークに認定された。観光面でインバウンドなどに良い効果が出ることを期待したい」と述べた。

 【写説】経済連絡会であいさつする杉本会頭=伊東商議所