創作能八重姫の稽古をする生徒たち=東海館

 「伊東子供お能教室」(NPO法人伊東市文化財史蹟保存会主催)の生徒が19、20日に開催される伊東祐親まつりで能を披露する。9日の夜、伊東温泉観光・文化施設東海館で稽古の公開見学会を開き、小学生~中学生の生徒たち12人が稽古に取り組む様子を集まった保護者や関係者たちに披露した。

 衣装合わせや本番で舞う舞囃子(まいばやし)「羽衣」「小袖曽我」仕舞「田村」創作能「八重姫」などを細部まで確認した。囃子の「ヨー」「ホー」という声と鼓(つづみ)の音が響く室内で真剣な表情で舞った。顔の向きや姿勢の指導を受け、稽古の休憩時間も自主的に練習する生徒の姿もあった。4年前から参加している大川柊くん(12)は「今までお世話になった人たちにかっこいい姿を見せたい」と本番への意気込みを話した。

 大倉三忠さん(囃子方大流太鼓役、重要無形文化財保持者)と古室知也さん(シテ方観世流梅若研能会所属)の指導の下、本番に向けて昨年11月から月2回の練習に取り組んで来た。子どもたちは松川水上特設能舞台で開かれる薪能(19日)、華舞台(20日)で練習の成果を披露する。

 【写説】創作能八重姫の稽古をする生徒たち=伊東市の東海館