整備工事が始まった小室山観光リフト=川奈の小室山山麓

 ■高齢者、幼児らに配慮 来月中旬から1カ月間運休へ

 伊東市川奈の小室山観光リフトを管理・運営する東海自動車(同市渚町、早川弘之社長)はリフトの安全性向上を図ろうと、速度調整ができる新しい制御装置を設置する整備工事を開始した。工事のため、6月中旬から約1カ月間、リフトを運休する。

 現行リフトには速度調整機能がなく、高齢者らへの“配慮運転”が不十分だったことから、安全性、利便性を高めようと整備する。これまで山麓―山頂間の所要時間が約3分に固定されていたのに対し、整備後は最大でおよそ半分のスピードへの減速が可能。1人乗りの同リフトを利用する高齢者をはじめ、幼児やペット同伴者向けのゆっくり運転ができるという。

 リフト運休と山頂にある小室山森のぞうがん美術館の休館を伴う工事期間は、6月18日~7月20日までの32日間を予定している。

 同社事業課は「長期の運休でご迷惑を掛けるが、利用者の安全性向上のための工事へ理解してほしい」と呼び掛けている。

 【写説】整備工事が始まった小室山観光リフト=川奈の小室山山麓