アイランドルビーを特設コーナーに並べる岩田会長=玖須美元和田のいで湯っこ市場

 ■JA、特産化目指す調理用トマト いで湯っこ市場に特設コーナー

 JAあいら伊豆は13日、特産化を目指す調理用トマト(クッキングトマト)「アイランドルビー」を今季初出荷した。初日の出荷量は30キロ。早速、直営のファーマーズマーケット「いで湯っこ市場」(伊東市玖須美元和田)内の特設コーナーに並べられた。本年度の生産者は伊東市内の8軒で、9月ごろまでに9トンの収量を見込んでいる。

 アイランドルビーは加熱することでうまみが増す。生産者でつくる「クッキングトマト栽培の会」の岩田継博会長(82)によると、今季は春先の天候が悪かったものの、その後に良い天候が続いたことで玉伸びが良い。外観は赤みが濃くて照りがあり、味もこくがあると出来に太鼓判を押す。「みそ汁に入れて飲んでもおいしい」と話す。同市場で1袋500グラム入りを330円、300グラム入りを200円で販売しているほか、学校給食にも取り入れられている。

 支柱を立てるなどの手間を掛けずに栽培できるため、管内農業者の高齢化が進む中、同JAは2016年度から普及に取り組んでいる。収量は初年度2トン、17年度5トンと年々増えている。

 名称はJA名の「あいら」と伊豆半島をイメージした「ランド」、完熟した実の色が「ルビー」のようなことから組み合わせた。

 ■16、17日に試食販売会

 伊東市玖須美元和田のいで湯っこ市場で16、17の両日、クッキングトマト・アイランドルビーの生産者による試食販売会が行われる。午前9時から、生産者が試食(ジャムを予定)を作り、対面販売する。

 【写説】アイランドルビーを特設コーナーに並べる岩田会長=伊東市玖須美元和田のいで湯っこ市場