■収賄容疑で逮捕、再発防止へ来月中に第1回

 伊東市の前市長、佃弘巳容疑者(71)が伊東マンダリン岡本ホテル跡地(桜木町)の購入を巡る収賄容疑で逮捕されたことを受け、対応を協議している同市議会は25日、各派代表者会議を開いた。会議は非公開。井戸清司議長によると、再発防止と公共の土地取得に関し、基本的には佃市政の12年間をさかのぼって資料請求を行うことなどを目的とした特別委員会を設置することでまとまった。

 今回の贈収賄事件の舞台となった同跡地は、取引の予定価格が2億1千万円(取得は2億500万円)、広さは約4千平方メートルだった。同議会の議決に付すべき契約および財産の取得・処分に関する条例では2千万円以上の土地取引の場合、広さ5千平方メートル以上は議決が必要だが、同跡地は4千平方メートルのため対象とならなかった。

 井戸議長は広さ、金額とも引き下げていく考えを示し、最終的には条例改正を行っていく、との見通しを語った。今後、27日の議会運営委員会で委員会の名称や委員会メンバーなどを含めた発議案をまとめ、28日の最終本会議に提案する。委員会は7月中に第1回を開く考えで、意見をまとめて9月定例会で市に提出する予定という。