6年ぶりに県大会に出場する南中サッカー部のメンバー

 ■小学校時代の悔しさ胸に、中体連東豆6年ぶり優勝 宿敵多賀破り県へ

 6年ぶりに中体連県大会に出場する伊東市立南中サッカー部。3年生は小学生クラブチームで控えのメンバーがほとんど。諦めなかった3年生が2年生以下を引っ張って練習に励み、勝負の試合を勝ち取った。

 3年生の4人がサッカークラブに所属していた。部長の稲葉湖太郎君は幼稚園からサッカーを始めたが、クラブ内のAチームには上がれなかった。「クラブで通用しない」と感じた稲葉君は中学校の部活で「ちゃんとしたサッカーをやろう」と考え、仲間を誘った。

 1カ月前の練習試合は多賀中に常にリードされ、0−2で敗れた。だが、敗北をきっかけにチームに火が付いた。3年生を中心にミーティングを重ね、毎日パススピードやコントロールを上げる練習に励んだ。顧問の前島悠汰教諭は「10回試合して2回勝てるかどうか。3年生が引っ張ってくれた」と振り返った。

 25日からの県大会に向け、稲葉君は「勝つ気持ちは大事だが、サッカーを楽しみたい。限界まで勝負する」と語った。

 【写説】6年ぶりに県大会に出場する南中サッカー部のメンバー