フルーツ氷にかじりつくチンパンジー=富戸の伊豆シャボテン動物公園

 連日の記録的な厳しい暑さの中、伊東市富戸の伊豆シャボテン動物公園で23日、チンパンジーたちに「フルーツ氷」が振る舞われた。好物のメロン、リンゴ、バナナなどの入った氷にチンパンジーたちも興奮気味。時折、氷を巡って争奪戦も繰り広げた。

 酷暑の中、動物にも涼しさを味わってリフレッシュしてもらおうと、5年ほど前から行っている。今年は二十四節気の一つ「大暑」の同日に合わせた。

 飼育舎の中に、飼育担当者がフルーツが入った大小さまざまな氷を置くと、4頭のチンパンジーはわれ先にと手に取り、かじりついて氷の冷たさを体感し、気にいった様子。来園者はガラス越しにチンパンジーを見物、カメラに収めるなどして記念に残した。

 同園飼育担当の白井悠人さん(25)は「チンパンジーの原産はアフリカで、暑さには強いが、最近の異常な暑さでバテ気味。氷で暑さを乗り切ってほしい」と期待した。

 【写説】フルーツ氷にかじりつくチンパンジー=伊東市富戸の伊豆シャボテン動物公園