■来月青野九段「才能に触れたい」 きょう八代六段「意識せず力出す」

 伊東市ゆかりの将棋のプロ、青野照市九段(65)と八代弥六段(24)が、最年少プロ棋士藤井聡太七段(16)と公式戦で初めて対局する。青野九段は8月28日に東京都渋谷区の将棋会館で行われる第77期名人戦順位戦C級1組の第4戦で、八代六段は今月28日に大阪市の関西将棋会館で行われる新人王戦の3回戦で、それぞれ藤井七段と対戦する。

 今期の順位戦C級1組には39人が参加している。それぞれが10対局して、成績を競う。これまでに2局指されており、青野九段と藤井七段は共に2戦2勝の好成績を収めている。

 青野九段は藤井七段のことを「計算力が抜群で感覚が素晴らしい。この二つを兼ね備えているところが才能」と評価し、「その才能と本気で将棋を指してみたい。将棋指しとしてだけでなく、文章を書く人間としてもその才能に触れたい。この年なので、気負いのようなものはない」と語った。

 八代六段が参戦する新人王戦には女流を含む26歳以下の若手棋士40人が出場し、トーナメントで競っている。2回戦で八代六段は西山朋佳三段、藤井七段は古森悠太四段にそれぞれ勝って、3回戦に駒を進めた。

 八代六段は「対局が多くの人に注目されるのはうれしい。あまり意識せずにいつも通りの力を出したい。自分の力を出し切って最高のパフォーマンスができれば納得できるはず。もちろん結果も求める。終盤、戦いが佳境に入った時にどのようなことが起こるのか。面白い将棋にしたい」と語った。