塾生を代表して委嘱状を受け取る池谷さん(右)=市役所

 第3次伊東市観光基本計画(2019~24年度)の策定作業を進める伊東市は27日夜、観光の現場で働く人たちの意識を高めてその声を計画に生かすための「伊東みらい観光塾」を開講した。旅館・ホテル、観光施設、交通機関、観光団体、まちづくり団体などから34人が参加。初回は委嘱状交付に続き、市から計画策定の方向性などについて説明を受けた。

 市の現状について担当者は、「温泉保養を目的として旅行先に選んでいる人が多いにもかかわらず、『温泉街の雰囲気』を十分に感じてもらえていない」などと説明。その点を突き詰めていく必要を訴え、みらい塾でイベントやハード整備などを検討することを求めた。

 市観光課の小沢剛課長はあいさつの中で「観光に対する意識の向上を図りつつ、新しい観光・リゾートのスタイルを創出することが観光塾の目的。それぞれの立場から、独自の視点で貴重な意見を寄せてくれることを期待している」と呼び掛けた。

 観光塾は10月までに4回開かれる。専門家を講師に招いて、最新の観光事情を学びながら、市の観光施策の方向性について意見を交わす。最終的に、観光基本計画に対する観光塾としての素案をまとめ、市観光基本計画市民懇話会に提出する。

 次回は8月下旬に開催する。

 【写説】塾生を代表して委嘱状を受け取る池谷さん(右)=伊東市役所