開会式で勢ぞろいし、国旗・大会旗の掲揚を見る選手たち=伊東市営かどの球場

■頂点目指し32チーム 伊東勢、4チーム2回戦へ 本社主催

 本社主催の第42回オール伊豆少年野球学童部大会(伊東市野球連盟主管)が29日、市営かどの球場などで開幕した。伊豆をかすめて通り過ぎた台風12号の影響で日程を1日、開会式を1時間遅らせての開催となった。またグラウンド状態が悪かった門野中から南中へ会場を急きょ変更した。時折雨がぱらつく中、伊豆全域から32チームが出場し、5球場で熱戦を繰り広げた。1回戦16試合を実施し、ベスト16が出そろった。熱海2、伊東4、賀茂4、三島・田方6の各地区別チームが勝ち進んだ。31日に2回戦と準々決勝12試合、8月1日に準決勝と決勝の3試合を行う。

 かどの球場で開かれた開会式では、全32チームの選手がプラカードと団旗を先頭に入場。スタンドから見守る多くの保護者が、大きく手を振り、足並みをきれいにそろえて進む選手たちに大きな声援と拍手を送った。

 主催者を代表し、伊豆新聞本社の田中実社長は、台風の影響で開幕が1日遅れたことに触れ「選手の皆さんの威勢良い行進を見て、ピンチをチャンスに変えることができると確信した」と述べ、「いいプレーを期待したい。頑張って」とあいさつした。

 伊東市野球連盟の中村敏夫会長、同市体育協会の浜田修一郎会長が「熱中症には十分に気をつけながら頑張って」「応援してくれる家族、友人に感謝する気持ちでプレーして」などと、激励の言葉を述べた。

 ■始球式 高橋教育長、大役に「緊張」

 始球式は、高橋雄幸・伊東市教育長が務めた。野球は出身地・南伊豆町で小学生の2年間のみの経験だが、陸上の跳躍競技でならしたバネを生かした投球は、ワンバウンドながらストレートの鋭い球筋だった。

 高橋教育長はあいさつで球児たちに「感謝する気持ちを忘れず、練習成果を精いっぱい発揮して」とエールを送った。大役を果たし「緊張したが、キャッチャーがうまく捕ってくれた」とほっとした様子で語った。

 ■「支えに感謝、全力プレー」 南伊東ベアーズ後藤主将が宣誓

 選手宣誓は南伊東ベアーズの後藤泰大主将(伊東市立旭小6年)が行った。各球団の団旗が集合する前で高らかに宣誓した。

 後藤主将は「野球を通して最後まで諦めない強い気持ち、仲間を信じる心を学んだ。支えてくれた監督、コーチ、家族に感謝して全力でプレーしたい」と述べた。

 終了後、後藤主将は「選手宣誓は2回目だけど、参加チームが多く、すごく緊張した。優勝を目指したい」と話した。

 【写説】開会式で勢ぞろいし、国旗・大会旗の掲揚を見る選手たち=伊東市営かどの球場

 【写説】始球式で力を込めて投げる高橋伊東市教育長=市営かどの球場

 【写説】高らかに宣誓する南伊東ベアーズの後藤主将=市営かどの球場

 【図表】29日の試合結果

伊豆長岡ウイングス5―4熱海ラビットジュニアクラブ

下田かすが12―4伊東大池ジュニア

富士見ファイターズ9―2函南ジャンプ

熱海少年野球クラブ21―0南伊豆コンドルズ

河津ジャガーズ8―6修善寺南クラブ

修善寺・天城合同チーム7―6三島南シャークス

稲梓レインボーズ9―4大仁パワーズスポーツ少年団

伊東ジュニア9―1修善寺東少年野球クラブ

大仁ノース7―6松崎野球スポーツ少年団

中郷ファイターズ7―6宇佐美少年野球団

朝日コンバッツ14―3伊豆山イーグルス

函南少年野球クラブ9―2八幡野イーグルス

富戸ジュニア13―0網代ジュニアファイターズ

函南シリウス14―3下田フリッパーズ

南伊東ベアーズ5―4下田東ジュニア

多賀ジュニア12―1中伊豆ツインズ