台風12号の高波で全壊した宇根展望台=伊東市富戸(30日午後2時ごろ撮影)

 台風12号が県内に接近した影響で、伊東市富戸、宇根岬の展望台が高波を受けて全壊したことが30日までに分かった。木材が散乱し、テラスにつながっていた階段だけが残り、現在は立ち入り禁止となっている。復旧のめどは立っていない。

 市観光課によると、29日午後に釣り人が発見し、警察を通じて市に連絡が入ったという。展望台は木製で2000年に市が設置し、高床式のテラスから城ケ崎海岸や伊豆大島を望むことができた。釣り人に人気のあるスポットだったという。

 近所に住む女性は「富戸に引っ越してきて36年だがこんなことは初めて」と話し、小沢剛観光課長は「市の名所として愛されてきた場所なので一日も早く復旧のめどを立てたい」と語った。

 現場は東海バス富戸バス停から、南東約170メートル。

 【写説】台風12号の高波で全壊した宇根展望台=伊東市富戸(30日午後2時ごろ撮影)