3高校再編への意見を述べる参加者=伊東高

 ■スポーツ振興など期待

 県教育委員会は2023年度をめどに計画している県立伊東高、城ケ崎分校、伊東商業高の改編のための広聴会を30日、伊東高で開いた。県教委、各校長と教員の他、市職員、中学校長、各校の同窓会、後援会、PTA役員が集まった。参加者は開校までの日程や、教育の方針、議論の体制などについて説明を聞き、意見を交わした。

 県教委からは改編の背景や設置準備委員会など各委員会の概要説明があった。地元の声を拾う広聴会、教員らで具体的に話し合う合同部会を開き、設置準備委員会で意見をまとめていくという。

 広聴会ではスポーツ振興への期待や入学時の子どもたちの状況確認、中学校や地域と連携に関わる意見が出された。小中学校PTAの理解、地元への詳細な説明の必要性も確認した。

 県教委高校教育課企画班の望月ゆかり班長は「今まで気付かなかった意見も聞けた。できる限り反映させて計画に生かし、魅力ある学校をつくりたい」と振り返った。

 市教委の冨士一成教育部長は「建設予定地は市内のまちづくりに重要。図書館と文化ホールの建設、小中学校の統廃合を進める上でも注視したい」、市立対島中の稲葉高士校長は「進学したら初の卒業生になる中学1年生の保護者内でよく話題になると聞く。市PTA連絡協議会、地域への説明をしてほしい」とそれぞれ話した。

 本年度は広聴会、合同部会、設置準備委員会で意見を集約し、敷地選定を進める。

 【写説】3高校再編への意見を述べる参加者=伊東高