伊東市八幡野の干物店「八八ひもの」で社長ら2人を殺害して金を奪ったとして強盗殺人罪に問われ、控訴審で一審に続き死刑判決を受けた肥田公明被告(65)の弁護人は、東京高裁の判決を納得できないとして、最高裁に上告した。7月30日付。

 肥田被告は一貫して無罪を主張していたが、東京高裁は控訴審で弁護側が示した新たな証拠も「被告が犯人であることに疑いが生じるものではない」と退け、控訴を棄却した。

 控訴審判決によると、肥田被告は2012年12月18日、「八八ひもの」で経営者の清水高子さん=当時(59)=と従業員の小淵慶五郎さん=当時(71)=を刃物で突き刺すなどして店内のプレハブ型冷凍庫に閉じ込めて殺害し、売上金など現金約29万円を奪った。