狩野川台風伊東写真展の準備に取り組むスタッフ=八幡野の「ジオテラス伊東」

 ■住民ら提供、70枚展示 きょうから

 狩野川台風から60年の節目に合わせ、伊豆半島ジオパーク伊東ビジターセンター「ジオテラス伊東」は25日から、伊東市八幡野の伊豆急伊豆高原駅やまもプラザ内の同所で、狩野川台風伊東写真展を開催する。入場無料で9月30日まで。

 ジオガイドによる被災写真の説明などを通じ、防災意識を高めてもらうのが目的。1958年9月26日に伊豆を襲った狩野川台風は田方地区だけでなく、伊東にも甚大な被害をもたらした。市内では56人が犠牲になったと言われる。

 写真は、市教育委員会や住民から提供を受けた約70枚から展示する。また、当時と比較するためジオガイドが撮影した現在の写真や、台風の進路図、被害状況なども並べる。

 ジオテラス理事の遠山敬二さん(68)は「大きな被害をもたらした伊東の地形や地質などジオ的説明もしながら、過去の災害から学び、将来の防災につなげる意義ある写真展にしたい」と力を込めて話した。

 時間は午前9時半~午後5時。問い合わせはジオテラス伊東〈電0557(52)6100〉へ。

 【写説】狩野川台風伊東写真展の準備に取り組むスタッフ=八幡野の「ジオテラス伊東」