伊東市の大川(通称・松川)などで、河川環境浄化活動やホタルの保護・育成に尽力する市民団体「まちこん伊東」は、今年10年目となる取り組み「松川ホタル復活大作戦」について、新たな試みとしてインターネットによる活動資金調達「クラウドファンディング」を開始した。

 まちこん伊東は、水質改善に効果があるとされるEM(有用微生物群)培養液を活用した松川の浄化や、市内小中学校のプール清掃などを積極的に推進。さらにホタル観察会を催すなどしてホタルの保護、育成、地域河川の環境浄化に努めている。

 今年も恒例のヘイケボタルを観賞する「ホタル観察会」を6月に催した。全3回を予定していたが、2回は雨天で中止となり、1回(6月9日)のみの開催となった。事務局長の玉木久夫さんによると、観察会では30~40匹が確認でき、約150人が観賞に訪れたという。玉木さんは「一昨年の多い日には一晩で200匹近く出ていたが、昨年は40~50匹に激減。今年は昨年より減った印象」と報告。「きれいな水辺環境の象徴としてのホタルを守るため、継続して活動していきたい」とアピールする。

 活動資金は、クラウドファンディングの大手事業者のレディーフォーを通じ、9月7日まで募っている。目標額は30万円を設定している。金額(5千円、1万円、3万円)に応じて、リターン(返礼品)も用意している。問い合わせは玉木さん〈電0557(35)0885〉へ。