愛知県豊田市の小学1年の男子児童が熱中症で死亡するなど、今夏の記録的な猛暑を受け、伊東市は市内小中学校の教室にエアコンを設置する考えを示した。3~5年の間に段階的に取り付けていくという。29日の定例記者会見で冨士一成教育部長、岸弘美教育部次長が説明した。

 市によると、昨年4月現在で、小・中学校普通教室のエアコン設置率は全国が49・6%、県が7・9%で、伊東市は4・5%という。市内に普通教室は165教室(小学校112、中学校53)、特別教室は320教室(小学校204、中学校116)あり、エアコンが設置されているのは特別教室の小学校12、中学校10の計22教室にとどまり、普通教室はゼロという。

 市は全教室への設置に10億円程度の費用を見込んでいる。国の補助金の動向や学校の統廃合も見据え、効率的、効果的な設置をしていきたいとしている。