■宇佐美小メインに9000人 トリアージやHUGも

 本年度の「伊東市総合防災訓練」は「防災の日」の9月1日、市立宇佐美小をメイン会場に宇佐美区と合同で繰り広げられる。伊東消防署、市消防団、伊東署などが連携した災害対応合同訓練や医療救護訓練、炊き出し訓練のほか、ペットの同行避難訓練も初めて実施する。同校が津波避難ビルに指定されたことを受け、地震解錠ボックスの説明など避難所設営訓練も行う。

 訓練は午前9時に相模トラフを震源とする地震が突然発生し、市内で震度6弱を観測した。沿岸部は大津波が来襲、市内全域で甚大な被害が発生する−との想定。メイン会場では、負傷者を重症度や緊急度で分類し、治療、搬送の優先順位を決める「トリアージ」、安全のための行動をする「シェイクアウト訓練」、「HUG(避難所運営ゲーム)」、「DIG(災害図上訓練)」、自主防災組織災害対応訓練「イメージTEN」なども行う。

 メイン会場以外でも、各地区の実情に合わせ、津波避難や情報伝達、初期消火などを訓練を実施する。市危機対策課によると、本年度の防災訓練参加者は市内全体で約9千人を見込んでいる。